フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

あいかわらず自由な二人

8月8日、半年のバックパッカーの旅を終えた娘が
今後の夢を実現するために、とりあえず我が家に帰ってまいりました。


家族3人での生活は3年ぶり。
少しの間にずいぶん大人になっていた娘と、
二人っきりになった途端に、親という枠からはずれてはしゃぎまくって子供に戻った父と母。


環境によって人は変わるものです。
そんなわけで、今はまるでシェアーハウスのように3人が仲間みたいに暮らしています。
もう親の威厳とかそんなものどうでもいいわ。



娘が帰ってきた日のこと、


娘「さっそく明日友達と流しそうめん行ってくるね~」


パパさん「どこに?」


娘「なんかすごい滝があって自然がいっぱいのとこらしいよ」


ここで、キャンプに行きたいのになかなか連休が取れず、うずうずしているパパさんは私をちらりと見る。


はい!察しましたよ!あなた行く気満々ですね。


一応娘には、もしかしたら私達も行くかもしれないけど邪魔はしないことを告げときました。
娘の友人達はみんな我が家に来ると私達とも遊ぶ仲間ばかりなので、そこは全然OKよと言われ、ますます行く気満々。



翌日、私が遅い時間に起きるともうすでに娘は出かけた様子。


その一時間後には私達も出発しました!


出発はしたけど、私達、おおまかな場所しか聞いてない。
向かう方向はわかるけど、どこに行けばいいのかわからない。
(電話して聞くことはしない二人)


こういう時は、そこに行きそうな車についていくパパさん。
見つけました!流しそうめんを食べに行きそうな車!

パパさん「あの感じは絶対流しそうめんだな!」


その自信はどこからくるのかはわかりません・・・
あの感じが、どの感じなのかもわかりません・・・
若い頃、こうやってついて行って、山の中のその人の自宅に行ってしまい、
どうにかこうにかUターンして戻ったことがあります・・・


山に入って来てます。


すれ違う対向車を見るたびに、
「流しそうめん食べてきたぞって顔してるよ」って言う、うちの主人。


流しそうめんを食べた人の顔に変化が生じるのかは謎です。
たくさんの疑問を持ちながら、私は周りの景色を眺めていました。



あ!看板発見!
前の青い車も流しそうめんをやっている滝の所に入って行きました!


パパ、あなたを信じて30年ついてきて良かった。
これからも私はついていきます。



早速駐車場に車置いて、少し歩きますよ~

空気きれい~♪



なかなかいい感じの橋♪


歩くこと数分でなんかすごい行列に出くわしました。
そこで娘を発見し、近づいてみると、


気づかない。
気づいてもらえない。


で、気づいたのはお友達。
もうすでに一時間半待っているとのこと。


とりあえず受付してきたらいいよ~と娘たちに言われ
受付に向かった私達。

岩の洞窟みたいなところで受付でございます。


一時間待ちなんて絶対無理だよね~と二人で言いながら
ふと目についた受付上の白いメニュー。


回るそうめん・・・600円


え?


みんなが行列ついて待ってる流しそうめんはこちら

この屋根の下で、そうめんが流れてきて食べる。


私達、並ぶのも待つのも無理で、もう早かったらこの際流れてなくてもOKなので、聞いてみました。


「回るそうめんはどれだけ待ちですか?」と。


「そちらは10分です」


はい!即決定!


で、こちらです。

回ってます!というか、自分で真ん中のそうめんを流します。


なんなら回す必要がどこにあるのかわからない状況です。


たまたま台風後のすごい濁った色の滝を見ながらの回るそうめんです。


十分満足した私達は、もうすでに一時間半待っている娘達の所へ行き、
回るそうめんを食べてきたというと


「ありえない。ここまできて、回るそうめんを食べる人・・」
というご意見をいただきましたが、何と言われようとヘッチャラです。
こだわりというものは、時には不要だということを学んだ大人ですので。


でも、一時間以上も後に来て、涼しい顔してサッサと食べて帰るのも気が引けたので、応援してあげることにしました。
この流しそうめんは、15分間と時間が決まっているので、そのための応援です。


私に応援されながら食べ続けた娘達がこちら

真ん中のファンキーなのがうちの娘。
結構頑張って食べてました。


終了後は
「じゃあね~」
と、勝手に突入し、勝手に食べ、勝手に帰るパパ&ママでした。