障子に目あり
自宅1階の床の張替えの為、とりあえずは荷物を外に出すことになりました。
アパート暮らしから戻ってきた娘の荷物だけでも
段ボール10箱ほどあって、イスやテーブルも出してみたら
そうとうな量の荷物に。
時間もなかった為、きれいに並べることもできず、テキトーに積んでしまったらスゴイことになりました。
本日初めて我が家の前を通り過ぎる人には、
「お!最近よくTVで見るゴミ屋敷の撤去か!」
って思われそうな感じ。
(悲しいことに我が家の駐車場の前は大通りなので交通量も多い)
それにしても、家の中で整頓されている時にはここまで物があるとは思ってなかったけれど、山積みになるものですねー
その時、どこからか太鼓の音が。
あーーーー、今日は御神輿の日だーーーー!!
よりにもよって、なんで今日お祭りするかなーーー
うちの工事の日になんで神輿が通るかなーー
(神輿が通る日を忘れていただけですけど)
神輿が近づいてくるーーーー
これ、見られたくないわーーー
と、思っている間に
「わっしょい!わっしょい!」
って、ハリキッテ近づいてくる神輿。
家の前に乱雑に積まれた荷物は隠しようがない。
神輿が目の前に来たときは、想像通りに皆さんが我が家の様子を
¬д¬。) ジーーーッ
そこで、無駄な抵抗はやめて力いっぱい微笑んだ私。
私の脳は、笑顔で後ろの光景を全て隠そうと、そうとう無理な発想になってしまった模様。
背景を全て隠せる笑顔なんて、そうとうなアイドルでもない限り不可能に等しいことになぜ気づかないのか。
そんな中途半端なことをするくらいなら、覚悟を決めてフラメンコでも踊ってしまえば少しは目を引くかもしれない。
ただし、たとえそれが成功したとしても
「この前の神輿の日、斉藤さんなぜかフラメンコ踊りまくってたの知ってる?なにかあったのかしらね~」
と、知らないところで噂されるに違いない。
ということで、
『ゴミ屋敷の前で満面の笑みで応援する祭り大好き女』
というシュールな光景を作り上げて終わりました。
工事は朝8時から夕方4時までかかり、大工さんが後片付け終了後にお礼を言いながら少し話すと、自分と同い年だったことが判明。
私・・・・
同い年の人に、
「おじさ~ん、お茶どうぞ~」と呼んだことを深く反省することに。
絶対年上だと思っても、気楽に呼んじゃいけません。
最初から年齢言ってよ~と思ったところで、初対面の人がみんな年齢を言う義務もございません。
「今日工事担当の山田太郎、55歳です!」
って、世の中年齢を言うことが当たり前になっても変ですしね。
なんだかんだと無事に工事も終わり、
翌日出勤したところ、勤務先に以前バイトをしてくれたことのある40代男性がやってきました。
(毎回どうでもいい話題で爆笑する相手)
来て間もなく彼が
「斉藤さん、この前夜逃げの準備してませんでした?なんかすごいことになってましたよね!」って。
あ・・・・・・
この人、お勤め先の会社が、我が家の真ん前だった。
会社にもたくさん人がいたことも知らされました。
スゴイ状態を見られていたことよりも、
フラメンコを踊る選択をしてなくて良かったと思いました。
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