フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

友達になったかも

【10/7】
出勤して事務所に入ると、
私のイスの横に、茶系の大きな冷蔵庫が置かれていた。
オーナーが日曜日にお友達とキャンプをするらしく、その時の食材を入れる為らしい。(遊ぶことにはパワー全開の人なのでしかたない)
私のイスの横しか場所がなかったとのことで、この日から私は冷蔵庫と並んで仕事をしている。
パーソナルスペースに完全に入り込んでいるので、圧迫感はあるし、ずっと視界に茶色が入ってくるのが煩わしい。
扉が私に向いているので、どうも常に見られている感じ。


【10/8】
この日、たくさんのお肉を詰め込まれた茶色くんは(身長130㎝ほど)、
なんとなく、


「俺、いっぱい肉冷やしてやってんだよね~」


という自慢気な態度にでてきた気がする。
なにか人の為に役立つ動きを始めると、自分の存在価値をアピールしたくなるのかもしれない。
前日よりも一層うっとおしい気がしてきた。



【10/9】
お休みで娘とお買い物。
ドラッグストアでシャンプーコーナーに向かうと、
私の前を歩いていた品の良さそうな奥様がいきなり


「ブッ」


という音を発した。


後ろを振り向き、すぐに私の存在に気づいたが
なにもなかったように振舞っていたので、私も気づいていないふりをしてみた。
けれど、私は知っている。
私の存在に気づいた瞬間、その辺の商品を手に取って真剣に見始めたフリからみると、やはり動揺したのだということを。
人は動揺するとじっとしてはいられないらしい。
いきなり出てしまったオナラを、間近で聞かれてなんともない女性はめったにいないだろうし。


奥さん!大丈夫です!誰にも言いません!



【10/10】
出勤するとまだ茶色くんはいた。
月曜日か火曜日には持ち帰ると言っていたので、
もしかしたらいなくなっているかもと思っていた。


今も茶色くんと並んで仕事をしている。
(正しくはブログを書いている)
なぜか、今日は圧迫感がない。
逆に慣れたせいで、いなくなると寂しい気がしてきた。
もう食材も入っていないので、おとなしくそばにいてくれる。


私のいない間にいなくなってたら、
まるで自分が欠席した日に、隣の席の子が転校しちゃった気分だったかもしれない。


きっと今日、さよならすることになると思うけど、
お別れ会でもしようかと思う感じになってきた。

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