フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

芸を取得しました(お食事中の方は読まないでね)

少しずつ暖かくなってまいりました。


先週のパパさんインフル騒ぎも終わり、やっと落ち着いた我が家ですが、
ここまでくるにはいろいろございました。
高熱は初日と2日目の夜のみで、
本人はさほど大変そうでもなかったのですが、
私と娘は絶対うつるわけにはいかないぞ!と、
抵抗力強化のために、


「とにかくストレスをためずに笑って過ごす」


これをモットーに生活してまいりました。


対しておかしくない出来事も、二人で(パパさん除く)盛り上げて笑ってみたり、お互いに面白いことがあったら報告しまくったりと。


そうやって過ごした3日目。
職場でもインフルエンザの人が発覚!
笑いだけでは対抗できないと思い、マスクを装着しました。


マスクをつけての接客は失礼な気もしたのですが、もし菌を持っていたらうつすとご迷惑をおかけすると思いまして。


目だけでも優しく微笑めば悪い印象は与えないで済むはず。
『目は口程に物を言う』わけで、目だけで大丈夫かと。


それがですね、
それが・・・


その日に限って、なんかお話し好きの方が多かったり、
とても久しぶりの方がいらっしゃる日になっちゃいまして・・・。


それは、
常連さんがお見えになった時でございます。


なにが起きたのか不明ですが、いきなりマスクの中の私の鼻の下に、
ツーーーーって、水が流れてきてました。
(もちろん、お客様には見えていません)


お客様「長い間ご無沙汰してまして、いや~しばらく病気しててね~」


まずい・・話さなきゃ。
口元に鼻水が垂れてきてるんですけどーーーー。


「半年ぶりぐらいでございますよね。もうお体の具合は大丈夫ですか?」
(目は柔らかく微笑んでおります)


お客様「僕もね、半年ぐらいかなって思ってたんだけど、2年ぶりだったみたいだよ」


あーーー、もう、マスクの中で鼻水があごまできちゃってるーーーー。


鼻水に気を取られて、2年ぶりの方に半年とかいい加減なこと言っちゃってるし・・・。


これ、透明のマスクだったら、恥ずかしいに違いない。
でも、私のマスクの中が見えてないお客様は、その後も話は続きました。


見えてる目は微笑んでますが、お客様のお話し聞いてる間、
次から次に滝のように流れてくる鼻水をよけるために
マスクの中で唇を動かしまくり、マスクの中は修羅場になっています。


誰か私が気づかない間に、私の鼻の蛇口をひねって、ちゃんと締めきれてないんじゃない?


やっと話が終わりそうだと思った瞬間に言いましたよ。


「本当にお元気そうなお顔を拝見できて嬉しいです^^」
(鼻から下はもうめちゃくちゃなんですけどわたし)


これで、会話は終わるだろうと締めに入ったつもりだったのですが、
なんたって、2年ぶりで話すことがたくさんおありのようで、


お客様「雪で車がつぶれてね、クラウンに乗り換えたんだけど、前のレクサスのほうが良かったよ」


ごめん!クラウンでもレクサスでもなんでもいい。
私のマスクの中、船出せるくらいの洪水になってますので。


信じられないぐらいに私の顔の上と下が別人みたいな動きになってることに
自分でも感心しはじめました。
この芸をどこで披露できるのかはよくわかりませんが。
人は必死になればなんでもできるようになるものです。


そんな状態で続いた20分間。


どうにかマスクに鼻水が滲んでいく一歩手前でセーフ。


不思議なことに、この時以来、全く鼻水も咳も熱も出ていません。
なんだったんでしょ。


こうやって困難に立ち向かいながら、インフルから逃れてきた日々でございました。


もうだいぶ雪もなくなり、今日ふと目にしたわずかな雪を見て、
今年降ったこの雪ともう「さようなら」なんだな~と思うと、
ちょっと寂しさを感じ、あの大雪だった日を懐かしく思ってみたり。


そして、この雪の最後を、
とける前にお日様に照らされて、キラキラ輝いている雪を、
写真に残しておいてあげようと思ってとりました。





結果、
私の思いがまるで伝わらない
ごみが混じってる汚い雪の写真でした。




最後に、
テナントさんの例の
「やってる」以外の写真を





今日もいい感じでした。