フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

優しい歯医者さん

最近通い出した初めての歯科医院。
口コミで「とにかく優しい先生で、ちゃんと説明もしてくれて・・」
と書かれていたので行ってみることにしました。


まずは受付の女の子は結構クールな印象。
イヤな感じは全くありません。
院内も清潔感ありで、大きなTVとマッサージチェアも置かれてます。


受付に40代半ば?(ちょっと年齢は不詳)
の噂の優しい歯医者さんが登場!


イスに座って待っている私にとても気さくに
「こんにちは~^^」と、小さい声だけど優しく挨拶してくれました。
見るからに優しそうな華奢な先生です。


いよいよ診察台に。
いつものことですが、歯医者さんの診察のイスに乗るときって、
スリッパを脱ぐべきなのかどうか迷うので聞いてみました。


私「スリッパ脱いだ方がいいですか?」
先生「あ~そのままでいいですよ~えへへ」(小さい声で笑いながら話す)
私「はい^^へへ」(つられて笑う)


レントゲン撮るときも気弱な感じで、めちゃくちゃ気を使ってくださるので思わずこちらも気を使うことに。


小さな虫歯発見で治療になったのですが、
ちょっと削るときにも
「痛くないと思いますけど、少しでも痛み感じたら左手あげてくださいね~大丈夫かな~痛くないといいな~」
と、独り言のようにずっと話始めました。


「これにこれつけて・・、ここ削って・・これでいい感じだとおもうな~・・。もう一回大丈夫か見る為に赤く染めだすお薬つけてみよう・・・」


こうやって自分の心の中をずっと話します。
これが口コミに書かれていたちゃんとした説明なのかもしれない。


で、赤いお薬つけてみよう~って言った後が


「えへへっ、赤いのじゃなく青いのつけちゃった^^;」


人の歯、青くしてどうする・・。
それはなんの薬なの?
言わなければわからないですむことも全部言葉で出てきちゃってます。
不安にもなってくるけど、正直な人なんだな~と思いました。


途中、隣のイスのご高齢の方のほうにも診療にいき、会話が聞こえます。


先生「あの・・・ちょっとあごを上げてもらえますか?へへ^^」
その後すぐに、
先生「あ・・・ごめんなさい。ちょっとちがう。それ、舌です・・へへ」


吹き出しそうになりました。
おじいちゃま、あごじゃなくて舌あげちゃったわけですね。
それも自分が悪いわけでもないのに、弱気でまたお願いする先生。


帰り際も受付でお支払いしていたら、先生がやってきて、


先生「あの・・・よかったら、こういう歯磨き粉もいいですよ・・^^;」
と薬品メーカーさんから仕入れてあるのを手に持って、ちょっとだけ前にだして見せてくれました。


私「それ、普通の歯磨き粉よりすごくいいんですか?」
先生「えーっと・・。そうでもないです^^;」


なぜ、ここで引く・・・もっと押してほしい・・・。
おまけに
先生「これね・・、ドラッグストアに行ったら、もっと安く買えるかもしれません^^;へへ^^;」
って言いながら、歯磨き粉を棚に戻しました。


大丈夫だよ!自信持って!
と言ってあげたくなる歯医者さん。
とてもいい人なので今度からここにします!