フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

毎日の電話

11月に入り父が入院しました。
関東に住んでいる姉の家の近くの病院です。


父の体はやせ細ってしまいましたが、しっかりと意識があり、
担当の医師には痛みを伝えても私達娘の前では弱音を吐くことなく、
ただただ


「ありがとう。」


と優しく言ってくれます。


運転ができない姉は毎日バスに乗って父の病院へ通い、
父の手を握り、明るい話をし、笑わせて、洗濯ものを持って帰る日々を過ごしています。


どんな日でも姉は帰り際、父に


「はい!お父さん!ハイタッチ♪」


と言って、父とハイタッチをして帰ってくるのです。


私ができることは、毎週3時間かけて新幹線で父に会いに行くこと。


そして、姉の心が壊れてしまわないように毎日電話で姉と話し、
二人で大笑いすること。


「大丈夫よ!まかせておいて!」


と、明るく振舞いながら必死に頑張って私を安心させようとする姉。


そんな姉が、昨日は号泣していました。
気丈に頑張ってきている心が崩れ、泣きじゃくっていました。


「我慢しなくて大丈夫!弱っていくお父さんを見て苦しくなってるのはわかっているから!私がいるから!」


としか言えませんでした。


姉は


「ありがとう。あなたの声聴いて落ち着けた」


と言っていました。


そして今日の電話は


「今日はお父さんとこんな話をしたのよ~♪」


と、また元気に話してくれました。


私は12月1日の夜、仕事が終わってから行き、2日の夜に帰って来るというちょっとハードな往復をしてきます。
先週はパパさんと一緒に行き、今回は娘と二人でのお見舞い。
みんなで楽しい時間を過ごす予定です。


以前姪っ子の結婚式の時に、
姉が新幹線にはこれが合うのよと言っていた(理由は不明)
この飲み物を知らない間に毎回買っている私。


やっぱり新幹線に合うのかもしれないと思い始めました。
これ飲んで、リラックスして、父と姉を癒してきまーす(^^)v