惜しいサプライズのお話
娘が引っ越ししてからの夫婦二人暮らしも、早2年。
娘命のパパさんの事が一番心配でしたが、
どうにか楽しく暮らせています。
娘がいた頃、我が家には毎日のように友人たちが来ていました。
みんなでご飯を食べたり、話したり。
自分の部屋に行くこともなく、私達夫婦も仲間にしてくれて、
みんなでワイワイの日々でした。
娘がいなくなってからも、何人か遊びに来てくれる子達がいます。
一番よく来てくれたのは小学校からの幼なじみのYちゃん。
Yちゃんからの
「今日か明日お邪魔していいですか~?」
のメールが嬉しくて、いつも大歓迎していました。
そのYちゃんが、就職が決まり他県にお引越しすることになり、出発の前日、我が家に来ることになりました。
彼女の誕生日が数日後だということに気づき、パパさんと計画を立て
お誕生日祝いもやろう!ということに。
当日Yちゃんは美味しいお土産を片手に
「こんにちは~~~~」
と、元気よくやってきて、我が家で夕飯を食べ、談笑をして、
以前、うちのパパさんの写真を待ち受けにしていたことや、自分の彼の携帯もお揃いで同じ画像の待ち受けに勝手に変更していたことを暴露。
なぜか癒されるという写真だったようです。
うちの娘には許可はもらってあるから大丈夫とのことでしたが、本人全く知らないことでした。
一度も会ったことのない20代の男の子の携帯に、55歳のオジサンの待ち受けって、どう考えてもオカシイ。
誰かがそれをたまたま目にして
「こいつ、実はゲイか?おっさんフェチか?」
と、勘違いされていたかもしれない。
「けど、怒らなかった彼は寛大な人なのね~あなた、いい人見つけたわよ」
と、とりあえず言ってみました。
大笑いしていたら、パパさんが目をパチパチしてこっちを見るので
お友達がいるときにウインクされても困るわ~~と思いましたが、
20秒ほどで気づきましたよ!
そうそう!ケーキよね!
けど、私達の計画っていつも詰めが甘いんですよね。
サプライズって、誰かが電気消して、そこにろうそくの火を灯しながら
ケーキを運んでくるアレですよね。
私達の計画はケーキを準備しとくところまででしたので、
ケーキだして、Yちゃんが自分でろうそく立てて、自分で火をつけて、
私は電気消しただけ;;
Yちゃん!ごめんなさいです!
でもその分、ちからいっぱい心を込めて歌わせていただきました。
「うれしい~~」と言いながらムービー撮り始めたYちゃん。
電池切れで途中で終わるというステキな動画になってしまいましたが、
後で確認したら、しっかり私の歌声が入っておりました。
お別れは寂しいけど、また会えるのを楽しみにしています。
とにかく元気でいなきゃね!
さ~て、青汁飲むかな!
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