フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

好きな理由のひとつ

寒気きびしき折柄 あわただしい師走となりましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。



もともと出不精な私は、こんな寒くなると、
仕事以外に外出することは無理になってきています。


そんな私が、肩こりと首の痛みで月に一回通っている整形外科には
ちゃんと行くので「エライぞ!」と自分を褒めています。
ハードルはそうとう低く設定してあるので、他にも褒めることはいろいろありますが、全て書くと殴られそうな気がするのでやめときます。


家から車で3分の病院ですが(これ言うだけでハードルの低さがバレる)
とにかく空いてるのと、お医者さんが明るいのが大好きで行けてます。


以前、スリッパの変わった使い方を学んだこともあったココですが
             ↓


昨日もある場面に遭遇しました。


私が会計を済ませて帰ろうとしたその時です。


入口のガラスドアを勢いよく開けて飛び込んできた高齢の男性。
靴も脱ぎ散らかしたまま受付のお姉さんの所に行きました。
そうとう焦っている様子。


男性「大変だ!大変なことになった!」


誰かが骨でも折れたのか?それとも事故?


ちょっと!なんかドキドキするんですけど!
こわいーーーー!


男性「ティッシュ貸してくれ!3枚借りる!」
(血でも出てるの?3枚で足りるの?)


お姉さん「そちらにありますよ~。返さなくていいですから~」
(さすが病院に勤務していると、こんな状況でも落ち着いている)


男性「いや、俺は借りるのが好きなんだ」
(借りるのが好きってなんだ?)


ドキドキしたまま、靴を履きながら帰れない私。
なにがあったのか、大丈夫なのか気になる。


そこで、男性はいきなり鼻をかみだしました。


お姉さん「それで、大変なことはなんですか?」


男性「鼻水が垂れてきて大変だったーー」


・・・・・・・・・・・・・・。


そうでしたか。


私は靴を履くために下を見ていて、男性の顔を見ていなかったけれど、
お姉さんは、鼻水を垂れて入ってきた顔を見てたから、
なにが大変なのかを察知していたようです。


やっぱりこの病院が好きだと思う出来事でした。