フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

ただやってみたいだけの人の理由

目の前にGW。
忙しくなる私と真逆のパパさんは浮かれ始めてます。


「今度、タコを釣りに行こう!」


と言い出しました。


「イヤだ!」
と私は言いました。


大きなタコではなく、イイダコだそうです。(イタコではありません)
こんな小っちゃいヤツです。


パパさんは釣りをほとんどしたことがありません。
なのになぜいきなりタコを釣りたくなったのか。
思わずインタビューしたところ


パパさん「実は小さい頃に、イイダコを釣ってる人を見たら、ポイポイ釣れてて面白そうだな~と思って、オヤジにタコ針買ってほしいって言ったんだけどダメだって言われたんだ」


(・_・D フムフム


パパさん「で、カバヤのプラスチックのタコの形のおもちゃがあったからそれに紐付けて、タコ釣りに行ってみたんだけど、釣れなくて、くやしかったんだよね。」


そっか・・・・。



それ、小さい頃の悔しい思い出なのね。
それ、ずっと憧れだったんでしょうね。
それ、ずっとやってみたかったんでしょうね。
大人になったら、絶対タコ針買って、タコを釣りに行くぞって思ってたんでしょうね。


でもね、
その話、私40年つきあってきて、
今、初めてきいたんですけど・・・。


それ、50年以上忘れてませんでした?
なんかちょっと思い出した話ですよね?


その話を聞いたら私もタコ釣りに行くんじゃないかと思ってますよね。


ちょうど、その話が出た翌日姉から電話が来たので


「パパね、タコ釣りに行こうって言うんだけど~」
と言ったら、すかさず姉は


「漁船に乗って行くのよね!船から落ちないようにしてね!」
と。


お姉さん・・・
そんな大きなタコを捕まえには行きません・・・。
私達、そこまでして、タコ要りません。
想像が早すぎます。


日焼けもいやなお年頃ですし、再度、聞いてみました。


私「なんで、そこまでしてイイダコ釣りたいの?」



パパさん「生きるため!」


???
はい!とにかく釣ってみたい衝動にかられただけですね!
理由はもうなんでもいいです。
ただ、1人で釣りに行かせるのは心配なので私も行きます。