フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

別世界へ行こう

2021年もあと少しになってきましたね。


年々、1年が短くなってきてる気がするんですけど。
この勢いでいくと、10年後は、1年が1か月ぐらいに感じる感覚になるのじゃないかと
恐ろしくなってきた斉藤です。


娘に「なんでこんなに早く感じるんだろう」と言うと


「それはね、ジャネーの法則だよ~♪」と。


ジャネー?そりゃ、なんじゃねー?と言いたくなったが抑えた斉藤。

  1. 50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。
  2. 人は未経験のものをやっているときは、それが強く意識に残り時間が長く感じるもので、慣れてしまえばそれによって時間の長さも気になる。
  3. 同じことを繰り返す頻度も多くなり、それによってさらに時間の経過が早く感じる。

と、いうことらしい。


常識的なことはあまり知らない娘から(私のせいかも)、
あっさり答えられ、負けた気がした母。
親が知らない間に、子供はいつの間にか成長するものだわ。
ママはジャネーを知らなかったもの。
ママが若い頃、野球部のマネージャーしてた頃は、


「ジャーマネ―」って呼ばれたことはあったけど、ジャネーは知らなかった。


すいません、ちょっと、ちょっとだけ、
ジャネーが気に入っちゃって、何度も言って見ました。


経験してないことを経験したら、時間は長く感じるんですね!


というわけで、
母の念願であるコンサートに付き合いましたよ!



『三山ひろしコンサート』


初めての演歌歌手のコンサートに斉藤参戦いたしました!
オープニングでうちの母、号泣。


「なんか、なんかいっぱい涙出てきちゃった」


と言いながら、私の腕を引っ張ってました。
それを見て、私まで涙出てきちゃいましたけど、母がこんなに喜んでることが嬉しかったからで、決して三山さんの登場による涙ではございません。(ごめん、ひろし)


それがね、
中島みゆきの『地上の星』とか『五番街のマリー』とかいろいろ歌ってくれて、
とにかく上手い!


いつの間にか、ひろしがこっちを見るたびに母と二人で力いっぱい手を振ってました。
(キャーヤダーー)


で、『星降る街角』歌い出したから一緒に歌っちゃってました。


あ~♪恋のよる~~♪って
(キャーヤダーー)


思いっきり楽しんできましたよ!
MISIAのライブよりも、The Doobie Brothersのよりも良かった気がしちゃったんですけど、
年齢のせいですか?
チケット代が母のおごりだからですか?
私もけん玉練習すべきですか?
海は死にますか?
山は死にますか?
風はどうですか~♪
空もそうですか~♪



よくわかりませんが、これからは母のやりたいことに付き合えば、別世界を味わえて、
もっと人生を長くかんじられるんジャネ?と思いました。


キャーーヤダー――。