フツーに暮らしてますけど

いくつになっても「箸がころんでもおかしい年頃」のままで生きています。


日常のちょっとしたお話です。

大きな存在の人

暑い日が続く中、選挙があったり、誤報があったりですが、


皆さま大丈夫ですかーー??



7月は娘達が7日に帰った後、21日より姉が数年ぶりに帰省。


実家と我が家に数泊ずつし、昨日無事に帰っていきました。


今回の姉の目的は、GW前に体調を崩し、
気弱になった母を心身共に回復させるためでした。


幼い頃からどんな場所でも明るくする人でしたので
今回も期待はしていたのですが、
やはりタダモノではなかったとつくづく感じさせられました。


まず、姉が今回バッグにしのばせてきていたものは


『激落ちくん』(水だけで汚れが落ちる、洗剤入らずの魔法のスポンジ)


私と会って1時間後に
「これすごいのよ!なんでも簡単にキレイになるの!知ってる?」



ほとんどの主婦は15年前から知ってると思います・・・・・。


旅行するときに、バッグに『激落ちくん 』を入れて新幹線に乗ってくる人は
営業の方でもない限り、きっと、いや、絶対いないと思います。


昔から、いろんなものに感動しやすい素直な人で、
その感動を身近な人に伝えたいという思いはいまだに変わっていませんでした。
けれど、残念なことに、いつもそれはとっくにみんな知ってることが多いのですが、みんながもう飽きて、忘れそうになっていたものを
姉の感動の伝え方で再ブレークさせてしまうというパターンになります。


激落ちくんのパワーを伝えたいけれど、よそさまのお宅でやるのは失礼にあたるので、実家で披露したいと思ってと言っていました。


そう言いながら、思うように動けない母の為に
いろいろ磨いてあげようと思ってることはわかりました。


「ありがとう」という言葉を姉は求めない人です。
誰かが喜んでくれたら、それを見て幸せを感じる人です。


いつも見返りを求めないから、さりげなく、押しつけがましくないので、
その時にはその優しさに気づかないことも多いのですが・・・。


姉の10日間の滞在で、腰を曲げて歩いていた母の姿勢矯正をし、


姉が来て、5日目で腰や背中を伸ばして歩くことができるようになった母。


我が家に泊まった日は、夜中まで、うちのパパさんが顎が痛くなるほど
笑わせてもらいました。


姉と一緒に過ごした時間、常に姉は
「楽しいね~^^」
と、言う人なのだということに気づきました。



昨日姉を見送った後、


一人になり、コーヒーをいれようとキッチンにいくと、何かが違う気が。


よーく見ると、いろんなところが顔が映りそうなくらいピッカピカになっています。


気づかれないくらいの小さな箇所を何か所も磨いてくれていたのが
姉らしいな~と思いながら、心から感謝しました。


姉は、自分も5月に脳の大きな手術を受けたことについても、


「私は寿命をサービスしてもらったみたいよ^^」


と笑って言います。


そうとうの恐怖、不安と戦ったに違いないと妹の私はわかっているつもりです。けれど、心配をしていることを伝えるとそれがよけいに姉の負担になることもわかっていますので、私は祈るばかりでした。



今回も元気で、たくさんの楽しさふりまいて、みんなを幸せにして帰った姉。


いろんな意味で、姉には追いつけないな~とあらためて思う私でした。