私の願い事
昨日は節分でした。
今では豆まきをせず、恵方巻を食べることのみになっている我が家です。
昨夜は、娘の彼が遠方から来てくれていたので、
4人で丸かじりを決行。
パパさんが、
「今年はだいたいこっち方向だぞー」
(だいたいでなんでもOKなのが我が家流)
と、言った方向がTVの方向でした。
とにかくお腹がすいていた私は、
TVで『仮装大賞』をやっていたので、
みんなに背を向けて、TVを見ながらかぶりつきはじめました。
(TVに一番近い場所にいました)
どうもみんなはまだ準備段階。
私が半分くらい食べたところで、
娘とRくん&パパさんが食べ始めようとしている感じが。
私は食べ始めているので、後ろをみることができないわけです。
後方の気配を感じ取るのみ。
その時、私の後方で何か会話が始まりました。
Rくん「TVよりもうちょっとこっちの方向みたいですね!」
パパさん「そうそう!こっちだね!」
娘「こっちね!」
はあ?
え?どっち?
TVよりこっちって、完全にTVを真正面にしているのは違うってこと?
巻きずし、私、もう半分まで食べちゃってますよーー!
話しちゃだめだから文句も言えないし、
後ろ向いたら、そうとうな方角違いになると思うから見れません。
心の中で
「どっち?どっち?」
と、巻きずしをくわえたまま不安に陥るという珍しい状態に。
いよいよ後方で三人が食べ始めた気配がしたので、
巻きずしくわえたままの私は、
首を動かさずに、カメレオンっぽく見えるとこまで目を動かして、
見ました。
どうにか視界に入ったのはRくん。
私と25度ほど違う方向見て食べてます。
結構違うじゃない。
ということは、最初にパパさんの言葉を信じて、
一人で食べ始めた私の後ろで、みんなが違う方向を向いて食べているという不思議な構図になっているわけです。
みんな・・・・私のことなんてどうでもいいのか、
静かに食べてます。
誰か一人でも、食べ始める前に、私の肩をそっちの向きに変えてくれてもいいんじゃない?
福を手に入れようとするとき、人は、自分のことしか頭にないことを学びました。
こうなると、自力で変えるしかない。
誰にも頼らないで私も福を招いてみせる!
どうにか私も巻きずしの残り3分の1ぐらいは、みんなが向いてるらしい方角にさりげなくゆっくり方向転換を試みました。
なぜ、みんなに気づかれないように方向を変えていくのかも自分でよくわかりませんでしたが。
話しちゃいけない、笑っちゃダメって思いながら食べ続け、
途中からゆっくり体の向き変えていく行事じゃなかったはず。
食べ終えた後に、パパさんに
「なんか願い事しながら食べるんだったっけ?」
と聞いたら、
パパさん「いや~黙って黙々と食べるだけだよ」
私「そっか^^笑いそうだったから、笑っちゃダメって思いながら食べてただけだったから間違ったかと思った」
こんな感じで終わった今年の節分。
パパさんが寝てから、一応調べてみました。
『恵方巻の食べ方』。
ちょっと!待ってよ!
願い事をしながら食べるって書いてあるんですけど!
私の願い事が、きっと、
「笑っちゃだめ」になってますよね。
にらめっこ世界大会にでるわけでもないのに、
なんなんでしょう、このねがいごと・・・。
しかも方角も違ってるし・・・・。
来週にでももう一回節分来てほしい気分ですが、
まあいいっか・・・。
今年はRくんもいて、4人で節分を過ごせただけで満足しとこうっと。
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